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基礎2026-10-14

Claude Code でスクロールアニメーションのサイトを作った方法(コードは書かない)

コードを書かずに Claude Code で Apple の製品ページのようなスクロール連動アニメーションのサイトを作る手順。Skill を貼り、コマを入れて調整するだけ。手順と FAQ 付き。

スクロールアニメーションのサイトを作りたかった理由

Apple の製品ページのように、スクロールすると映像が「再生」されるサイトを見たことがあるはずです。料理が組み上がり、製品が回転し、場面が開けていく。私はエンジニアではなくプロダクトマネージャーですが、レストランのサイトにこの効果を入れたいと思いました。ここでは Claude Code と EMBER TABLE Skill を使った実際の手順を紹介します。Codex や Cursor でも同じように使えます。

EMBER TABLE Skill で作ったサイト:スクロールアニメーションの途中、炎の上のステーキ

スクロール連動のコマ送りアニメーションの仕組み

動画ではありません。ページには静止画の連番(EMBER TABLE のデモ素材は 192 コマ)が入っていて、スクロール位置に応じた 1 枚を canvas に描きます。下にスクロールすれば先へ進み、上に戻せば巻き戻ります。滑らかに動かすには、コマの先読み、スクロール位置とコマ番号の対応、Retina 画面での鮮明さ、スマホ向けの軽量版が必要です。一行のプロンプトでは伝えにくい部分ですが、Skill がそれを AI 向けにすでに書き出しています。

用意するもの

  • インストールしてサインイン済みの Claude Code(または Codex/Cursor)
  • 空のプロジェクトフォルダ
  • Skill ページの EMBER TABLE Skill(どのプランにも含まれます。料金を参照)
  • お店の名前と短いストーリー。まずはデモ素材(アニメーション 192 コマ+写真 15 枚)で始めて、あとから自分の素材に差し替えられます

Skill が初めてなら、先にSkill とは何か、どう使うかをお読みください。

ステップ 1:Claude Code でプロジェクトフォルダを開く

ember-site などのフォルダを作り、そこでターミナルを開いて claude を起動します。デモのコマと写真をフォルダ(または assets サブフォルダ)に入れ、AI から見えるようにします。

コマと写真を置いたプロジェクトフォルダで作業する Claude Code

ステップ 2:Skill を貼り付ける

EMBER TABLE Skill を全文コピーし、最初のメッセージとして貼り付けます。skills フォルダに SKILL.md として保存し、あとで名前で呼び出すこともできます。Skill は Claude に、何を作るか(オープニングアニメーション、オンラインメニュー、注文、予約フォーム)、何を質問するか、結果をどう確認するかを伝えます。

最初のメッセージとして Claude Code に貼り付けた EMBER TABLE Skill

ステップ 3:質問に答える

Claude はお店の名前、ストーリー、コマや写真の場所などを尋ねてきます。普段の言葉で答えれば大丈夫です。HTML、CSS、JavaScript の知識は不要で、出来上がるのは素の HTML、CSS、JavaScript による完成したサイトです。

ステップ 4:結果を開いてスクロールする

Claude の作業が終わったら、ブラウザで index.html を開き、ファーストビューをゆっくりスクロールします。確認するのは三つ。アニメーションが上下どちらのスクロールにも追従するか、ちらつかないか、上に重なる文字が読めるかです。

スクロールアニメーションの最初の画面と見出し
さらにスクロール:盛り付けたステーキでアニメーションが終わる
ファーストビューの後:カテゴリタブ付きのオンラインメニュー

ステップ 5:普段の言葉で調整を重ねる

ここに一番時間がかかりますが、それが普通です。うまくいく頼み方の例:

  • 「アニメーションが終わるのが早すぎる。ファーストビューのスクロール距離を長くして」
  • 「スマホだと重い。幅 768px 未満ではコマを減らして小さくして」
  • 「動きを減らす設定の訪問者には静止画を 1 枚だけ見せて」
  • 「見出しを……に変えて。フォントはそのまま」

コードの書き方ではなく、見えている状態を説明してください。何か壊れたら、ブラウザのエラーを貼るか、どこがおかしいかをそのまま伝えます。

普段の言葉で一度頼んだ前後:見出しの変更

ステップ 6:スマホとパソコンで確認する

Skill のレイアウトは 360 px のスマホから 1440 px のデスクトップまで確認済みです。それでも公開前に、ブラウザのデバイスプレビューでスマホ幅と広い画面を自分で試してください。

ステップ 7:自分のコマに差し替える

自分のアニメーションを使うには、短い映像を撮影するか AI で生成し、連番画像に書き出します(ezgif の「動画を画像に」のような無料ツールを使うか、Claude に FFmpeg を実行してもらいます)。それをコマ用フォルダに入れ、枚数を Claude に伝えます。コマが多いほど滑らかになりますが、ページは重くなるので、ほどほどに抑えましょう。

まず無料で流れを試したいなら

同じ「貼って、調整する」流れは、無料コーナーの Skill、たとえば WORLDVIEW SAAS でも使えます。コマ送りアニメーションはありませんが、EMBER TABLE を解放する前に、費用をかけずにこの流れを覚えられます。

よくある質問

コードが書ける必要はありますか?

いいえ。Skill を貼り、質問に答え、変更を普段の言葉で伝えるだけです。ターミナルとブラウザを開ければ十分です。

Claude Code だけでなく Cursor や Codex でも使えますか?

はい。Sketchry の Skill は Claude Code、Codex、Cursor 向けに書かれています。

スクロールアニメーションは動画ですか?

いいえ。スクロール位置に応じて静止画を canvas に描いているので、滑らかに逆再生できます。

スマホで重くなりませんか?

コマが大きいと重くなることがあります。小さい画面ではコマを減らすか小さくし、動きを減らす設定では静止画を出すよう AI に頼んでください。

作ったサイトをクライアントに納品できますか?

Sketchry の Skill で作ったものは、ご自身やクライアントの商用プロジェクトに使えます。クレジット表記は不要です。

料金はいくらですか?

現在のプランは料金をご覧ください。無料の Skill もいくつかあるので、まず無料コーナーで試せます。